【京都】建仁寺 – 風神雷神と雲龍の御朱印帳

流川萌愛

建仁寺は京都最古の禅寺になります。
風神雷神図屏風、雲竜図が有名なお寺でもあります。

建仁寺の情報

名称	建仁寺(けんにんじ)
所在地	京都府京都市東山区小松町５８４
参拝時間	10:00 – 17:00
駐車場	有り(有料)
電車	・京阪電車祇園四条駅・阪急電車河原町駅
宗派	禅系臨済宗
御朱印

建仁寺について

建仁寺は建仁2年（1202年）将軍源頼家が寺域を寄進し栄西禅師を開山として宋国百丈山を模して建立されました。元号を寺号とし、山号を東山（とうざん）と称します。
創建時は真言・止観の二院を構え天台・密教・禅の三宗兼学の道場として当時の情勢に対応していました。
その後、寛元・康元年間の火災等で境内は荒廃するも、正嘉元年（1258年）東福寺開山円爾弁円（えんにべんえん）が当山に入寺し境内を復興、禅も盛んとなりました。
※公式サイトより引用

建仁寺の境内

有料ですが駐車場もあり、敷地内はかなり広いです。

流川萌愛

入口も複数あるから迷ったら、公式サイトの境内見取図を参考にしてね。

風神雷神図屏風、雲竜図はどちらも中央にある本坊から、入館料を支払い入館します。

御朱印は受付すぐ横の納経所で承れます。

ビデオルームに設置されている風神雷神図屏風のレプリカです。

上手く撮影できなかったので掲載しておりませんが、大書院にも風神雷神図屏風のレプリカがあります。

流川萌愛

実は風神雷神図屏風、雲竜図もレプリカなんだよ。
本物は京都国立博物館に寄託されたそうです。

雲竜図の襖です。これらもレプリカになるそうです。

大雄苑(だいおうえん)と呼ばれるお庭です。

潮音庭です。

四方から眺めることができ、どの角度から見ても風情があります。

〇△□乃庭です。

禅の教えの四大思想(地水火風)を、3つの図形に表したものと言われています。

風神雷神のおみくじもあります。

おみくじと風神または雷神のメダルも入っております。

スリッパに履き替え法堂へ進みます。

法堂の天井には双龍図が描かれています。

こちらもレプリカだそうで、本物は京都国立博物館に寄託されているそうです。

2019年10月13日お寺の参拝方法

コケ寺リウム

2019年に開催されたコケ寺リウムです。

コケでできた藻朱印も展示されていました。

コケとミニチュアでお寺を再現されています。

〇△□乃庭のミニチュアです。

建仁寺の御朱印

御朱印も御朱印帳も、本坊の受付すぐ横の納経所で承れます。

拈華堂(ねんげどう)

建仁寺の法堂(法を説くお堂)の別称。
「拈華微笑」という禅語からきています。
ある日、お釈迦様が霊鷲山で説法をされた時、一本の花を拈って大勢の前に差し出しました。
誰もその意味を理解できませんでしたが、ただ一人迦葉(釈迦三尊の一人)だけがにっこりと微笑んだそうです。
お釈迦様の真の教えは、この時迦葉尊者に以心伝心で伝わったのです。
法というものは文字や言葉にたよることなく、人の心から心へと今日まで伝えられてきました。
まさにこのお堂にふさわしい名前です。

2019年10月13日御朱印の頂き方とマナーについて

建仁寺の御朱印帳

御朱印帳は風神雷神図屏風と雲竜図の2種類がございます。

大哉心乎(大いなる哉心や)

大いなる哉、心や。
天の高き極むべからず。
而るに心は天の上に出づ。
地の厚きは測るべからず。
而るに心は地の下に出づ。
日月の光は踰ゆべからず。
而るに心は日月光明の表に出づ。
大千沙界は窮むべからず。
而るに心は大千沙界の外に出づ。
其れ太虚か。
其れ元気か。
心は則ち太虚を包んで、元気を孕む者なり。